程よく薄く、軽やか。だけど透けない安心感

いくつかの太さの異なるリネン糸を不規則に交差させて織り上げた、立体感のある中薄手生地です。見た目は軽やかですが、複雑に絡み合うリネン糸がしっかりと外からの視線を遮り、プライバシー効果の高い生地となっています。一枚でさっと吊るしたり、より薄手の生地と組み合わせて軽めの厚手生地として、ライフスタイルに合わせた役割を担ってくれます。

さざ波のような立体的な質感

経糸、緯糸を不規則に浮かせることで梨の表面のような細かいしじらを形成しています。リネンのやわらかさとシャリ感を楽しめる心地よい手触りは、何とも言えない特別感。カーテンとして吊るした時には、番手の異なる麻の繊維がまるでさざ波のように曲線を描いて浮かび上がり、優しく上品な印象となります。

穏やかで自然な仕上げの京染めリネン

染色は歴史ある京都で行い、爽やかで優しい風景にある色彩を表現しました。はんなりとした、ゆらめくリネンの繊維は、天日に干したような自然な風合いです。しなやかなリネンの布は、落ち着きのある上質な佇まいで、窓辺からインテリアに華を添えてくれます。

光を採り込みますが、立体感のある繊維が複雑に絡まりあうことで、あまり透けて見えません。中薄地のなかでは最も厚みのある生地で、1枚でさらりと吊るしたり、軽めのドレープカーテンとして活躍するのに適しています。夜間でも対応できる、プライバシー効果の高いハーフシィアーのリネン生地です。